2019/4/22 経済
日本マイクロソフト、週休3日試験導入
日本マイクロソフトは全社員を対象に今年8月、試験的に全ての金曜日を休業にして週休3日とすると発表。
1 目的
社員の生産性や創造性の向上。
時間を短くすることで生産性を向上させ、休みの日には創造性を高める。
2 魅力的な補助もついてくる!
・休暇中の家族旅行、自己啓発、ボランティアなどのプログラムを提供
・費用として10万円補助する
3 マイクロソフトの働き方改革
2016年
自宅で働きながら電話やメールを使用して連絡をとる「リモートワーク」をほぼ100%の社員が利用できるように
2017年
育児や介護が必要な社員のための休業制度導入
2018年
社外の人間が仕事を体験できるプログラムを提供
4 働き方改革の効果は?
・社員の生産性向上
・社内アンケートでの満足向上
・男女の退職率の差がなくなった
5 パートナー企業への対策はいかほどか
パートナー企業には事前に会社の営業を停止することを通告済み。緊急を要するものについてはその日に対処し、別の日を休みにする
6 個人的意見
平野社長バンザイ!!
マイクロソフトバンザイ!!
このニュースが、平野社長の訴えが、日本の経営者層に響いていると信じたい。仕事は人生のあり方を決める一つの構成要素である。しかし、楽しく仕事をしている人が一体どれくらいいるだろうか。いつになったら過労死や人身事故がなくなるのか。変化を好まない日本の悪いところが顕著にあらわれている。マイクロソフトのこのやり方が、全ての企業に通用するとは思わない。ただ、「従業員の生産性向上が企業全体の向上につながる」という事実を、多くの企業が受け止め、行動してくれることを願う。