2019/9/6 国際
中国、香港の条例案撤回
香港の行政長官が「逃亡犯条例」改正案の撤回を表明。
1 香港デモが起きている理由
・香港政府
犯罪人を引き渡す協定を結んでいない地域に、「容疑者を引き渡すことができるようにする」条例を作ろうと試みる
*地域→中国本土、台湾など
・香港市民
「中国から独立した自治区なのに、自由が崩壊してしまう」
「中国政府に反発する香港人が、容疑をでっち上げられて中国へ連行される可能性だってある」
2 今回の表明に対する市民の反応
「条例の撤回だけでは気がすまない」
「普通選挙を実現しろ」
「撤回するのが遅すぎる」
3 「譲歩」をとった中国政府の思惑
撤回は「最大の誠意」。
穏健な市民を味方につけて、過激な市民を孤立させることで事態を収拾する
4 個人的意見
中国の一党独裁体制は果たしていつになったら崩壊するのだろうか。この政治体制を崩壊させる革命者が現れるのを待つしかないのか。国の独立が認められていたとしても、世界中の人々の平等を守るため一国の政治に介入する世界政府的なものがあってもいいと思う。感情論をぶつけることしかできない自分も所詮ただの傍観者。やるせない。